ユニットバス職人の良いところや悪いところをまとめる

2021-09-25

こんにちは管理人(@vip___p)です。

今回は現場仕事について触れていきたいと思います。

突然ですが、ユニットバスとは何かご存じですか?

トイレとお風呂が一緒になっているものです。

イメージしやすい例としては、ビジネスホテルなどでよく見かけるアレです。

最近では一軒家でも結構取り入れられています。

今回はその職人さんの良いところと悪いところをまとめてみました。

下記のような方は是非参考にしてください。

  • 現場仕事に興味がある方
  • 職人になりたい方
  • 転職を検討している方
  • 他の職人とあまり関わりたくない方

是非参考にしてください。

現場作業はきついと言われる理由と良いところを紹介

ユニットバス職人とは?

ユニットバス職人

ユニットバスの特徴について触れていきましょう。

最近ではユニットバス自体軽量化されていき、

職人に掛かる肉体的負担も少なくなってきていると言っても過言ではありません。

肉体的負担が少なくなっているとはいえ現場仕事は正直大変です。

特に室内での作業の仕事は夏場は熱中症と隣り合わせで仕事をしています。

今回紹介するユニットバス職人とはどのような仕事内容を行うのでしょうか。

もう少し細かく紹介していくのですが

基本的には手元作業のようなものから入ります。

いきなり〇〇をやっといてなんてことは少ないです。

手元作業とはどのような内容の仕事が多いのか。

手元作業についてまとめているので興味がある方は是非参考にしてください。

簡単に触れていきましょう。

組み立て

ユニットバスは何枚ものパネルが存在して

そのパネルを指定された方法で

組み合わせて小さな室内を作ります。

プラモデルに近い形ですが当然1枚あたりは大きいです。

何枚ものパネルをつないで組み合わせるとだけ聞けば簡単そうに聞こえますが

多少のズレ凹凸があったりするとやり直す必要がありなれるまで大変です。

パネルを組み合わせるのはメジを目安にしてパネルの高さを合わせます。

道具を使用したり二人で動く場合があります。

プラスチックの素材だと扱いに困ることはありませんが

タイルの素材だと扱いが難しくタイルが割れてしまうことがあったり

重量がプラスチックよりも重いので取り扱いが難しいです。

コーキング

四隅や天井にコーキングを打ちます。

水が漏れがないようにする必要があります。

家の風呂を注意深く見るとコーキングがされている箇所があるはずです。

このコーキングもビジネスホテルなど部屋の数が多くなると

必然的にコーキングだけでもかなりの時間を費やすことになります。

コーキングを打つにもコツが必要で起用じゃないと大変です。

またコーキングを打つ前にはマスキングテープを貼る必要があり

上下左右均等に貼り付ける必要があり私はかなり苦手でした。

トイレや風呂の施工・取り付け

細かな部材を取り付ける必要があります。

風呂内には電気や水栓器具があります。

それらを取り付ける必要があります。

個人的にはコーキングよりも簡単かなと思います。

細かなものが多いですが1度覚えたらその後は何度も同じことの繰り返しです。

また細かな部材が傷つかないように段ボールによって搬入されますが、

ダンボールだけでもかなりのゴミの量になります。

ゴミの搬出

ゴミの搬出もかなりの量になります。

ユニットバスだと当然トイレもあります。

トイレのダンボールや水栓器具などが入っているダンボールなど

1部屋あたりでかなりのゴミが出ます。

そのフロアのゴミをある程度まとめておきエレベーターで

フロアごとのゴミを集めていきパンパンに詰めて

ゴミを捨てたりする方法がよく用いられます。

ユニットバス職人の良いところ

職人の良いところ

ユニットバス職人の良いところを上げていきます。

意外と知らないことが多いのでご紹介します。

他の職人さんや建築現場の仕事に興味がある方はぜひ参考にしてください。

肉体的負担が比較的少ない

他の職人と比較した時にやはり肉体的負担は少ないと感じます。

お風呂の壁を触ってもらったらわかりますがプラスチックのような素材です。

プラスチックなら重さもたいしたことはありません。

(タイルの場合はプラスチックより重く割れないように扱う必要がおります。)

また細かな部材も取り付ける必要があり、かなり時間を費やすことになります。

細かな作業が多い印象です。

他の職人とかかわることは少ない

他の職人と関わることはあまりありません。

これって結構珍しいことなんですよね。

理由としては、ユニットバスには他の職人が立ち入ることがないから他の職人と接触することがありません。

他の職人だと資材の場所などやりとりをする必要が出てきます。

コミュニケーションが苦手な人からするとかなり楽になります。

建築現場も個性豊かな人が多いですから、苦手な人からすれば苦手でしょう。

他の職人は出入り禁止

仕上げが終われば他の職人が出入りする必要がなく鍵をかけます。

ですから他の職人が出入りすることはありません。

またユニットバスの部屋内に必要な工具を置くことができるのでかなり楽です。

1部屋あたりの時間は短い

1部屋あたりの時間完成するのが短いです。

職人さん一人で仕事をしたら、半日程度で一部屋終わるそうです。

わたしはビジネスホテルが多かったのであまり経験はありません。

ユニットバス職人の悪いところ

ユニットバス職人の悪いところをまとめています。

ユニットバスに興味が出てきた方はぜひ参考にしてください。

細かな部材が多くごみが多い

細かな部材が多くゴミが多いです。

休憩ごとに段ボールを捨てる時もあります。

日によってはエレベーターの中が段ボールでいっぱいになることもあります。

でもたかがダンボールとかなんで肉体的にしんどいということはありません。

階段を利用することも

階段を利用することもあります。

これはユニットバスの職人に限った話ではありません。

例えば搬入・搬出でエレベーターを使用している時はもちろんのこと。

エレベーターがまだついていない時は当然階段を利用することになります。

ビジネスホテルなどは階数が高くなるのでその分階段を上る段数も増えます。

また休憩などをする時も詰所や喫煙所に移動するわけですからそれだけでもかなり大変です。

頭の片隅に入れておいても良いでしょう。

時間が長くなる傾向?

細かな作業が多い事や室内での作業が多いため作業時間が長くなる傾向があります。

特にマンションやビジネスホテルなどでは多いかもしれません。

親方や会社の方針により異なるので一概に時間が長くなるとは言えませんが。

まとめ

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ユニットバスの職人についてまとめました。

個人的には他の職人とのやりとりがなく、関わることがないのはとても楽です。

またユニットバスの資材も軽量化しているので体への負担も少ないです。

逆に荷揚げ屋さんなどは体の負担が大きいとも言えますね。

荷揚げ屋のバイトは稼げるのか? 経験談

荷揚げ屋さんについて興味がある方は是非参考にしてください。

長年働くとしたら体に負担が少ないのもやはり良いですね。

ユニットバスの職人とはどのような仕事をしているのか少しでも理解できたら幸いです。