運送業界の配車職・配車マンが激務と呼ばれる原因

2021-08-14

こんにちは管理人(@vip___p)です。

以前運送会社で働いていて配車職として働いていました。

配車職と聞いてどのような仕事か知らない方も多いのではないでしょうか?

裏方の仕事ですからあまり知られてないのも当然ですが

配車職がないと運送業界が成り立たない重要な仕事だと私は思っています。

ですので今回は配車職について触れていこうと思います。

またネットで検索してみると

配車職・配車マンが激務となどと検索で出てきます。

私も配車職として働いていましたがたしかに激務です。笑

今回は激務と呼ばれる理由を考えて自身の経験と照らし合わせまとめてみました。

運送業界に携わる事務職やドライバーから配車職に変更になることもあるそうです。

ですから運送業に転職を考えている方やすでに運送業界に従事している方など是非ご覧下さい。

  • 運送業に転職を検討している方
  • 配車職に職種を変更しようと悩んでいる方
  • すでに運送業界で働いている方

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運送業は人手不足 その原因は?

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運送業界の配車職・配車マンが激務と呼ばれる

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配車職が激務と呼ばれる理由を考えてみました。

私も働いていましたが、正直きつかったです。

何年と何十年と配車職をしている方を本当に尊敬します。

配車職のイメージもわくと思うので是非ご覧下さい。

他の業界より年間休日が少ない

年間休日日数

他業種に比べかなり年間休日数少ないです。

大手会社でも年間休日数120日を下回る会社が多いですね。

(大手飲料メーカーの多くは子会社に運送会社があります。アサヒ、キリン等)

中小企業なら年間休日70日なども、ざらにあるでしょう。

例としてあげるなら、キリンロジスティックスなどは110日などです。

年間休日数が少ない理由は休日出勤が多いこと、

その理由としてトラックが動いているためです。

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管理人

物流を支えてくれる、ドライバーさんに感謝です。

トラックが動いていると、

どうしても荷積み荷降ろしといった作業が発生し

配車職はトラブル対応や配車するために勤務していることが多いです。

短ければお昼に上がっていることもあります。

荷積み・荷降ろしがあるとトラブルが発生することもあるので対処する必要があります。

このような理由から年間休日が少ないことが想像できます。

IT関係だと125日以上の会社も多いです。

労働時間

労働時間

労働時間も比較的長い傾向にあります。

運送業界は人手不足で作業量が1人に偏る傾向があります。

(1人に偏りその人が潰れるとまた違う人が負担になる悪循環がある気がします。)

配車職は自分の担当エリアや自社のトラック専属車両などの配車を組むことがあります。

そのため労働時間は長くなる傾向があります。

大手運送会社等ではこの担当エリアや配車組を定期的にルーティンしていることがあります。

しかし引継ぎ等がうまくいってない場合はトラブルになるので要注意です。

時間外勤務

ここは会社によりけりですが、時間外に配車を行っていることもあります。

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管理人

たまに自宅でトラブル対応や仕事をすることもありました。

主に電話で行う業務なので電話さえあれば業務ができてしまいます。

時間外にもトラックが動いているので、トラブルも3ヶ月に1度くらい発生します。

トラブルが発生したら配車マンに連絡が来て対処しなければなりません。

例えば、製品の破損や道路状況よきせぬトラブルなどです。

また多くの配車職の方は帰宅してからも配車状況のことを気にしている方は多いです。

私がよく取引していた方は、夢の中まで配車のことを考え目覚めてしまうこともあるそうです。

このようなことがあるので時間外にも労働することがあります。

業務量

先ほども軽く触れましたが作業量は多いと思います。

その理由は人手不足や作業エリアが決まっていることです。

私の知っている中小企業の会社では、

配車職の方がひとりで電話誘導・配車組・運行依頼書・指示書などを作成を行っている人がいました。

役割分担ができている会社では多少業務量が少なくなっているかもしれません。

この業界ではよく電話を2コ持ち、話していることがあります。

比較的忙しい職種だと思います。

人柄(運転手・同業他社)

人柄

配車職が電話でやりとりをする相手は運転手・荷主・同業他社と言った人です。

社内ではなく社外の人間とのやり取りです。

運転手などは、昔よくやんちゃをしていた人も多い傾向にあります。

運転手から配車職になる方も多いので気が強い方または我が強い人が正直多いです。

このような人たちとやりとりをするので気が滅入る人も多いかもしれません。

トラブルなどが起こると原因を知らないといけないので詳しく話す必要があります。

トラブルが多い

トラブルは比較的多いと思います。

1日どれぐらいの台数を扱うにもよりますが、その分トラックが動いているのでトラブルが起こることも多いです。

分母が増えれば必然的にトラブルの割合は高くなってしまいます。

トラブルの事例は下記のとおりです。

  • 待機時間が長い
  • 製品破損
  • 交通事故
  • 不注意の怪我
  • 荷積み荷下ろしの場所が不明
  • 運送内容と異なる場合
  • バラ作業

心を病む人間が多い

心を病む人間が多いかもしれません。

私の周りを見ているとそんな感じがしました。

理由としては長時間人と話す必要があり仕事量が多くトラブルも多いと思います。

私の先輩と前任者は心を病みましたがなんとか回復して復帰しています。

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管理人

家にひきこもってしまった先輩と、どもり気味で心を病んでしまった前任者。

対処法としては社内移動することです。

(多少大きい会社じゃないと出来ませんが。。。)

それが厳しい場合だと転職も検討してみても良いかもしれません。

同じ運送会社の配車マンとして働くならば、ステップアップも可能だと思います。

それとも心機一転して全く別業界に転職するのも良いかもしれません。

一度自分自身と相談してみてください。

事務所の雰囲気が独特

事務所の雰囲気

事務所の雰囲気が独特です。

上司も個性が強い人が多いです。

(仕事の方法を強要してくる上司や放任型の上司など本当に人それぞれです。)

その為か事務所によってはかなり雰囲気が異なります。

当然仕事のやり方もかなり異なります。

ですからやんだ人が別の事務所で活躍できるなんてこともザラにあります。

なので1つの事務所がだめでもそこまで気に病まないで良いと私は思います。

対処方法

対処方法について触れていこうと思います。

業務改善

まずは業務改善を行いましょう。

料金単価の見直しや役割分担などを行ってみましょう。

事務職の方にも電話誘導を行ってもらうなど。

これを一人で抱え込むと中々大変だと思います。

退職・転職

相当悩んでいる方や残業時間休日数に悩みがある方は転職を考えてみても良いでしょう。

業界を変える事は大変ですが、業界により当然働き方も変化します。

また大手運送会社に転職をしてみてはいかがですか?

キャリアアップにも繋がり年収も増えるかもしれません。

まとめ

まとめ

配車職が激務な理由をいくつかあげてみました。

まとめ

運送業界の配車職が大変な理由をまとめるとこんな感じです。

  • 人手不足で仕事量が配車職に偏る
  • 年間休日日数が他の業界より少ない
  • 労働時間も長い

大変な職種ですが、やりがいもある仕事です。

本当に悩んでいるのなら転職してみるのも良いと思います。